お知らせ・最新情報

社会福祉法人土佐香美福祉会のお知らせ・最新情報の一覧です

月別アーカイブ: 2024年3月

大阪から視察見学にお越しいただきました ~特養ウエルプラザ高知~

3月7日(木)大阪市の社会福祉法人泉尾特別養護老人ホーム大正園から、5名の職員の方々が特別養護老人ホームウエルプラザ高知にノーリフティングケアの視察見学に来設されました。

 

 

はじめに当法人および施設の紹介を行い、ノーリフティングケア導入からこれまでの取り組みについて報告しました。

大正園ではノーリフティングケアの取り組みを始めて1年になるとのことですが、現状の課題や今後の進め方など、いろいろと質問をいただき説明させていただきました。実際の現場で起こる課題については共感できる部分もあり、大正園での取り組みについても聞くことができ、参考にさせていただきたいと思います。

 

 

またノーリフティングケアだけではなく、職員への教育方法や働き方、接遇についても話があり、見学時にどこを回っても職員から気持ちの良い挨拶が聞かれたという意見を頂きました。普段から施設の取り組みとして大切にしている接遇が、このような形で反映されていることを嬉しく思いました。

 

今回の見学により、今後ノーリフティングケアが前進するきっかけになれば嬉しいなと思っており、これからも情報交換などの交流ができればと考えています。

 

 

今回見学にお越し頂いた大正園の皆様、ありがとうございました。

「若年層向けメンタルヘルス研修」を開催しました

3月6日(水)、特別養護老人ホームウエルプラザ高知を会場としまして、法人内の各事業所から若年層の職員24名が参加し、メンタルヘルス研修を開催しました。

 

 

昨年の10月には管理職向けに実施しましたが、今回も、(独)高知産業保健総合支援センターの相談員で医療法人精華園 海辺の杜ホスピタル 健康推進室 保健師&シニア産業カウンセラーの槇本 宏子様を講師としてお招きし、「職場におけるメンタルヘルス」をテーマとして、自分の体調やクセに気づき、セルフケアに活かす方法や、「聴き上手」「伝え上手」になるためのポイントを学びました。

 

 

職場は違う人間の集まりであり、やり方、考え方、仕事のスピードなど、違う人々の集まりです。

どうしたら、違う考えややり方が集まった方々で、みんなで気持ちよく働くことができるでしょうか?それは日頃のコミュニケーションが、より良い関係性につながるのではと感じさせられました。

 

あっという間の2時間でしたが、今回も大変お忙しいなか講師をお引き受け下さいました槇本 宏子さま、本当にありがとうございました。

「カイゴのシゴト」一日バスツアー ~特養ウエルプラザ高知~

3月2日(土)高知県ホームヘルパー連絡協議会からご依頼をいただき、17名の高校生と保護者2名の方が特別養護老人ホームウエルプラザ高知へ見学に来ていただきました。

 

 

この見学は高知県による福祉人材の確保を目的とした「令和5年度高知県キャリア教育推進事業」の一環で、介護の職場を知っていただく事を目的としています。

また当日は、高知県ホームヘルパー連絡協議会の荒川会長、高知県立大学の辻先生もお越しになっていました。

 

高校生や保護者の方は、介護の仕事について「大変」「キツイ」等、ネガティブなイメージがあったようで、ノーリフティングケアやICT等の導入による「介護現場の今」を説明させていただき、『想像していたのとはぜんぜん違ってびっくりした』等の声があったようです。

 

今後、高知県の人口は減少していく方向にあり、どの分野も人財について課題があります。

その中でも、福祉の世界に興味を持っていただき、専門職として活躍して下さる方が増えていく事を期待しています。

「高知県災害派遣福祉チーム(DWAT)」出発しました

能登半島地震からまもなく2ヶ月となります。

「高知県災害派遣福祉チーム(DWAT)」が石川県の輪島市に派遣されることになり、2月29日(木)に高知県庁で出発式が行われました。

 

 

 

「DWAT」とは大規模な災害が起きた際、高齢者や障害者など避難所で配慮が必要な人の支援に当たるチームです。高知県の「DWAT」が令和2年に発足してから初めての県外派遣となります。

 

当法人の特別養護老人ホームウエルプラザ高知所属の植野 聖さんが、第一クールのリーダーとして派遣されることとなり、出発式のあいさつでは「長引く避難生活で体調不良や不安を抱える方がたくさんいると聞いたので、一人ひとりの不安を少しでも取り除きたい」と話していました。

 

 

3月16日まで4班16人が交代で、石川県輪島市の小学校で避難生活を送っているおよそ100人の支援に当たるということです。また第4クールでも当法人の職員3名が派遣される予定です。

 

高知県災害福祉支援ネットワーク会議の会長でもある当法人の楠目 隆理事長からの出発式の激励の言葉でもあったように、それぞれの持てる力をしっかりと発揮して、頑張ってきてほしいと思います。