新型コロナウイルス感染症が発生してから4年経過しますが、いまだ確定した手法による対応策が見出さないまま、感染者数の統計上では猛威の落ち着きを感じるようになりました。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、特段の事情が生じない限りは5月8日かから5類感染症に変更となりますが、当法人が経営する各施設、事業所におきましては、当面今まで通りの様々な基本的予防策を、役職員一人ひとりが確実に継続し実践していく所存です。
1.土佐香美福祉会重点目標
土佐香美福祉会法人本部は、2023年度土佐香美福祉会重点目標を報告いたします。
社会福祉法人土佐香美福祉会は持続可能な開発目標(SDGs)を推進しています。
土佐香美福祉会SDGsの取り組み
国連が掲げる「誰一人取り残さない」というSDGsの理念は、地域共生社会の構築を主導する社会福祉法人のあり方に共通する考え方です。土佐香美福祉会は、人口減少など変化する社会のなかにあっても地域の福祉サービスを持続させていくため、重点目標を定め、取り組みを進めます。
下記4項目11課題の実践を掲げています。具体には、法人(経営)本部及び会議のあり方において、経営戦略情報共有機能の強化を図る目的で包括任命した法人役員・拠点管理者等による「合同運営会議」、施設長・施設管理者等による「施設長会議」及び次世代職員による「みらい会議」を月例会として開催し、重点目標の達成に向け実行・実施していきます。
本年度も高知市・香美市・芸西村における17事業部門と本部の計18部門の法人重点目標へのチャレンジは、法人中期計画(2021年~2023年)の最終年度課題として、取組み継続と到達が求められている項目であるとの役職員共通認識で臨んでいきます。
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2023年4月1日 社会福祉法人 理事長 楠 目 隆 |
(1)働き方改革の実行
①ICT・ロボット・AI・IoT等の活用と生産性の向上
②働きやすい職場環境づくり(福祉人材確保・育成・定着
③処遇改善施策への対応
(SDGs17ゴールのうち3.5.8.9)
(2)財務健全化の推進
①事業計画及び予算執行の厳守
②ガバナンスと高い透明性の確立
③物価高騰への対応
(SDGs17ゴールのうち7.8.12.13)
(3)災害対策基盤整備の強化
①BCP・BCM・BCMS・災害福祉派遣チーム(DWAT)育成
②福祉避難所のシミュレーション(災害時支援・受援体制の構築)
*感染症発生を想定したBCP・BCM及び離職防止対応
(SDGs17ゴールのうち3.5.11)
(4)公益的取り組みの実践
①地域共生社会の実現推進(我が事・丸ごと)
②複数社会福祉法人連携及び社会福祉協議会連携
③農福連携の取組推進
(SDGs17ゴールのうち1.2.3.5.11.15)